[ruby-list:123] TUTORIAL - intro

From: matz@... (Yukihiro Matsumoto)
Date: 1996-02-02 09:59:11 UTC
List: ruby-list #123
さて,TUTORIALの1,2章です.
分からないことがあればなんでも聞いてください.
--
* はじめに

Rubyは「お手軽オブジェクト指向言語」だ.ちょっと独特ではある
が,慣れれば書きやすく,ある程度は読みやすいようにできている.
この「Ruby入門」では実際にrubyを動かしてみながらrubyに慣れる
ことにしよう.

* 起動してみる

とりあえず,rubyが用意されているか調べてみよう.シェルのプロ
ンプトが出ている状態で(今後,「% 」でシェルのプロンプトを表
す.ということは「% 」は入力しないということだ),

 % ruby -v

と入力して(`-v'はバージョンを表示するオプションだ),リターン
キーを押して,

 ruby - version 0.96b (96/02/02)

と表示されたら(バージョンや日付は違うかもしれない),rubyがちゃ
んとインストールされている.インストールされていなかったら,
誰かに頼んでインストールしてもらおう.もちろん自分でインストー
ルしても良い.rubyはフリーソフトウェアなので,無料で入手でき
るし,自分で勝手にインストールしてももちろん構わない.

では,ちょっとrubyを使ってみよう.rubyを引き数無しで起動する
と標準入力からプログラムを読み込む.^Dを入力するとプログラム
の終りを意味する.

 % ruby
 print "hello world\n"
 ^D
 hello world

それから,`-e'オプションで,rubyのプログラムを直接指定できる.

 % ruby -le 'print "hello world\n"'
 hello world

rubyのプログラムはもちろんファイルにしまうこともできる.

 % cat test.rb
 print "hello world\n"
 % ruby test.rb
 hello world

rubyにはいろいろなオプションがあるので,使いこなせば便利にな
ることも多い.perlと大体同じだというと分かる人には分かるかも
しれない.主なものを一通り紹介しておこう.

	-0[数字]	パラグラフモード
	-a		オートスプリットモード
	-c		文法チェック
	-e スクリプト	コマンドラインからスクリプトを指定
	-F区切り	区切り文字(列)を指定
	-i[拡張子]	その場編集
	-I ディレクトリ	ロードパスの指定
	-l		入力時の改行の削除,出力時の改行の付加
	-n		自動ループ
	-p		出力付き自動ループ
	-v		バージョンの表示,冗長モード

これらを使えば,例えばこんなこともできる

 % ruby -I.bak -pe 'sub "foo", "bar"' *.[ch]

これはC言語のファイルのすべての`foo'という文字列を`bar'に置
き換える.元のファイルは`.bak'という拡張子をつけて保存される.

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